あらまぁー
マレー語で意味は日本語の「あらまぁ」とほぼ同じ。はじめて聞いたとき日本語使ってるのかと思っちゃいました。というのも、どこで覚えたのかヘンな日本語を耳にする機会がやたら多いからです。でも、これは日本語ではありません。
ありがとごじゃいま〜す
日本語でThank you。あちこちでいわれる。よく日系レストランできくことができる。通のシンガポーリアンはぺこりと頭を下げたりもする。でも、どうしても「ざ」が「じゃ」になってしまうらしい。ちなみに「いらっしゃいましぇ〜」というのもある。日系レストラン、床屋ではこの二つがやたら飛び交っている。
えくすきゅーず excuse
シンガポール人は「Excuse me」のミーをあまり言いません。電車を降りるときも「えくすきゅーず」って後ろから言ってくると、「えくすきゅーず何?」と聞きたくなります。その割には、みんなくしゃみをした後は「Excuse
me」と必ず言う。しかも、くしゃみを一回するごとに言うため、10回くしゃみを連発したら10回この言葉を言うことになる。Meがいえないわけではないらしい。
おっけーら Ok,lah!
意味はOK。あまりに連発するため、本当はOKじゃないときも多々もある。いい加減であまりに信頼性にかけるので、シンガポール人がこれを言ったときは信用してはいけない。私は「おっけーらで仕事する」=いい加減な仕事をする、というように使っていますが、シンガポール人ですら苦笑しています。「ねばまいん・らー」と組み合わせて使うとよりうそくさい。
オレンジのくし
オレンジ色のなぞのくし。おしゃれでナウな男の身だしなみである。シンガポール人男性の尻ポケットには必須のアイテムだ。まぁましょっ、スーパーなどで売っている。なぜオレンジかは不明。オレンジ以外の色も売っているが、誰も持っていない。
かっぱっ
car park
英語の「Car park」。駐車場のこと。え?河童?なんてきき返さないように注意。
がにまた
シンガポールの女性は、セクシーなハイパーストレートな髪の毛とは裏腹に、なぜかガニマタがおおい。トレパンにゴムぞうり姿には、ガニマタは必須のようである。彼氏とデートのときでも気にはしない。そのわりには、背が高くスタイルの良い女性が多い(と一応フォロウもしておく)
きゃん can
ずばり英語のcan。単純にできる、ということ。形容詞として使う。きゃんきゃんきゃんと続けて使うのが定番で、単純に肯定を表すときに使えばよい。「きゃんきゃんきゃんきゃん」と繰り返したり、「きゃ〜ん」とちょっと伸ばして使うとGood。ただし、あまり信用してはいけない。特に電気製品などを買うとき、店員に「こういう機能はついてるのか?こんれはできるのか?」と質問して、店員が「きゃんきゃんきゃんきゃん」といっても本当かどうかは自分の目で確かめるべき。
きゃんのっ cannot
英語のCANNOT。「できねーよ」というときにひとこと「きゃのっ」と言えばいい。
げいらん
東部にある地名。バンコクと並んでこの地名を耳にするだけで動揺する人が多い。なぜかは不明。ネオンサインがまぶしい地域だ。
げっぷ
健康な日本人の場合、通常食後に出ることが多いが、シンガポールのひとの場合はなぜか食後でなくてもゲップが良く出ようだ。ところかまわずゲコゲコやっているのを良く見かける。蛙の泣き声に似ている。
こーふぃーしょっ(ぷ)
スターバックスのようなおしゃれなカフェを想像してはいけない。中華料理などを売っている、ただのダサいセルフサービスの安食堂である。もちろんコーヒーも飲める。「こーふぃーしょっ」には上半身裸にタイガービールを昼間から飲んでいるような親父がよく似合う。ちなみに「コーヒーショップが開いてるよ。」とは日本で言う「社会の窓が開いてるよ」と言う意味と同じである。
さん
山田さん、佐藤さんの「さん」。シンガポールの人は日本人をみると、必ずさん付けで人の名前を呼びたがる。とくに頼みごとがあるとき、後ろめたいときにつけることが多いようだ。また、自分自身にも付けてしまう。たとえば電話で「むしむし〜、こちらエリックさんです〜!」等とうれしそうに親日家を気取っているが、なぜか周りの日本人達は誰も教えてあげない。
しそがぽーる
sisogapore
シンガポール及び東南アジア、または北米中国人コミュニティにまで及ぶ地域にあふれるおかしな日本語の総称。
これを好き好んで楽しんだり、探したりする人のことをしそがぽ〜りあんと呼ぶ。
じゃらんじゃらん
ぶらぶら散歩すること。マレー語。 ちょっとばかっぽい。
しんぐりっしゅ
シンガポール特有の英語。「きゃん」「きゃのっ」(か行参照)は代表格。また、日本人、日本語とも相性がよく、適当に日本語をそのまま英単語に置き換えてみるとよく通じる。巻き舌は必要ない。また、時制を意識しないので「I
go there yesterday」等。こんな英語を普段話しつつ実は英語が得意なシンガポール人たちは、気心の知れた人や英語が苦手な日本人相手だと、特にシングリッシュになるようだ。
すぽいる spoilt
英語の「Spoil」壊れた。なんでもかんでも物が調子悪いとこの言葉を使う。でも、便利かも・・ 機械などに問題が出たときに、ちょっと見て原因が分からないと、ただ一言「すぽいる」といって片付けられてしまう。
ダッシュのTシャツ
日本製の洗剤の箱の絵柄をそのままTシャツにしたもの。表には洗剤のDASHロゴが、背中側には洗剤の使用方法などが日本語で書かれている。どこで入手可能かは不明だが、結構着ている奴がいる。当ホームページの「しそがぽーる」では、このTシャツに懸賞金をかけて探している(うそ)
チキンライス chicken
rice
シンガポールでのご飯の定番。日本でいうチキンライスとは全然違う。 チキンのだし汁で炊いたご飯と、ローストまたはスチームした鶏肉がセットで出てくる。結構どこで食べても当たりはずれがなく、食べるものが決まらないとき便利。日本人には、肉が白いスチーム派のほうが多いようだ。私はロースト派ですが・・ちょっと量が少ない、と言うのは私の主観。
チクン chicken
チキンのこと。こちらの人は鶏のことを「ちくん」と呼ぶ。これが一度まねをしてしまうと遷るので注意。チキンライスも正確には「チクンライス」。
ドリアン durian
ご存知果物の王様。好きな人は大好きだが、嫌いな人も結構いる。その強烈な匂いのために、電車やバスなどには持ち込み禁止。たま〜に、電車の中でかすかににおったりするので見回すと、ビニール片手に人と目をあわさないようにキョロキョロしている不振なローカルガイを見つけることができる。みやげに買ってしまったのだろう、その人は危険を冒してまで食いたい大のドリアン好きなのだ。しかし、食べ過ぎると死ぬことがあるらしいので注意。特に酒と一緒にやるとヤバイそう。毎年誰か死んでいるようです。
トレパン
なぜかジョギングするわけでもないのに、体育ではくようなトレパンでオーチャードなどを歩いている、主に女性が多い。トレパンとゴムぞうりは彼等のシンボルだ。
ナシロマ
nasi lemak
マレーフード。ココナッツミルクで炊いたご飯に、フライドチキンや揚げた魚がのっている。ピリ辛のチリと絡めて食べると絶品。私は毎朝食べています。スペルからはナシレマと発音しそうだがみんなナシロマといっている。
ねばまいんらー never
mind, lah
「まぁ、いいや」、「別にいいよ」みたいな使い方をします。ただ、ぜんぜんよくないのに「ねばまいん、ねばまいん」で逃げようとすることもあるので注意!
のーにぃ no need
必要ない、いらないこと。 ひらがなのとおり発音すれば通じる。ホーカーズで食べ物をを買うとき「チリはかけるか?」と聞かれていらなかったら「のーにぃ」と答えればよい。
はい
日本語でYES。たまにシンガポール人と話していると、こっちが英語で言っていても「はい、はい」と真面目に言ってくるひとがいて調子がくるってしまう。ちょっとやめてほしいのだが悪気がないので何も言えません。
ハンドフォーン handphone,
HP
携帯電話のこと。シンガポール人も携帯電話が大好き。いつでもどこでもメール打ってる奴がいます。また、こちらでは電車の車内だろうがお構いなしで、でかい声で話しています。NokiaやEricsonが主流。ちなみに、SMS(ショートメッセージサービス)を打つ早さでシンガポール人がギネスに載ったそうです。
ビコーズ Because
英語で「なぜならば」。言い訳をするのに用いられる。うそ臭かったり言っていることが矛盾していることが多く、追求してゆくと前と言ってることが変わっていたりする。そんなときはとことん追求すべし。
ビニール袋 plastic
bag
シンガポール人はビニール袋が大好き。ご飯や飲み物までビニール袋に入っている。日本の金魚すくいで金魚を入れるひも付きのビニール袋、あれに直接入ったコーヒーを渡されたとき初めはびっくりしたが、自然となれてくるから不思議。あるシンガポール人の知人は、きれいな封筒に入った自分の結婚式の招待状を、セブンイレブンでくれるようなビニールに入れてみんなに配っていました。これには目が点。せっかくの招待状をなにもそんなものに入れなくても・・・
ふぁっふぁっわん fat
fat one
太った人のことを、よくこう読んでいるようです。なんとも失礼な言い方かもしれませんが、悪気はないようです。
ぷすぷすぷす
中国語で「違う違う」っていうときに言ってるようです。よく聞いているとけっこう連発しています。
まぁましょっ
語源、または何語なのかは不明。インド人がやっている新聞やジュース、煙草などを売っている店を「ままショップ」というようです。
まかん
マレー語でごはんの意味。レッツゴーまかん=メシ行こうぜ。
みるだけみるだけ
観光地のお店でよく耳にする言葉。日本人を見つけると、○○の一つ覚えのように連発している。どういうわけか観光地ではないゲイランでもよく耳にする。チャイニーズの親父が、「見るだけ見るだけ」といやらしい笑みを浮かべながら近づいてくる。なぜそんなことを知っているかは追求しないでほしい。
むしむし
日本語で電話をかけるときの言葉。シンガポール人は発音できないのか「むしむし」になっている。一説には本当に「むしむし」だと思っている人もいるらしい。
めいよー(らー)
中国語で「無い」。「This one めいよー」と言われたら「これは無い」と言う意味。これもかなりの頻度で耳にします。
やらー yeah,lah
英語の「yeah」にシングリッシュ特有の「らー」がくっついたもの。「やらやらやら」と聞こえる。私も最近まで、Yeahとlahの組み合わせだとは気づきませんでした。
吉野家 yoshinoya
ご存知牛丼の吉野家。シンガポールのフードコートにもあちこちにある。日本で牛丼が買えなかったときも、なぜかシンガポールでは食べられました。シンガポール人は、普通の牛丼よりも照り焼きチキンなども入っているセットメニューを頼んでいることが多く、お茶よりもコーラやスプライトを飲んでいます。ちなみに生卵はありません。また「つゆだく」などの用語が通じるかどうかは不明。
ラウンジ
おねぇさんが一緒にお酒を飲んでくれるところで、日本人ビジネスマンご用達の大人の社交場だ。コーヒーラウンジとかホテルのラウンジとは意味が違い、発音も違う。学校のクラブと若者が集まるクラブの発音違いと同じニュアンス。ラウンジで有名なのはオーチャードのカッページ、通称「お化け屋敷」が多く並ぶ。なぜそう呼ぶかはあえて触れない。
ローカル local
地元民、要はシンガポール人のこと。主にチャイニーズ系、マレー系、インド系から構成されるが、チャイニーズ・マレーシアンだったりしても気にせずローカルと呼んでしまっている。
―わん
-one
―のもの。英語のONEが語源。使用例としては、「ふりーわん」(タダのもの)、My girl friend give me one=ガールフレンドがくれたもの。彼女がOneをくれる、と言う意味ではない。そのほか、Never
mind one(ねばまいん・わん)=どうでもいいもの。
わりこみ
コンビニなどのレジで、ちょっとでも油断しているとあっという間に順番を奪われます。電車にのるときも降りる人を押しのけて先に乗ります。わりこみがオリンピックの正式種目だったら、シンガポールは間違いなく毎回金メダルです。SMS同様、ギネスに挑戦してほしいものです。
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